エッセイ

新年のご挨拶 「辺野古のたたかいの初興し」 

 2020年の元旦、辺野古の浜で初日の出を迎えました。琉球古典音楽の三味線の師匠も大勢参加しての荘厳な演奏や踊り、祈りを終えると、厚い雲の隙間から、光のカーテンがあたりを照らし出しました。辺野古の闘(たたか)いの「初興し」(ハチウクシー)です。

 昨年末、政府は軟弱地盤によって辺野古新基地完成は2030年代半ばと発表しました。普天間基地の危険性の除去は、辺野古の完成までまつわけにいきません。「辺野古が唯一の解決策」と声高に喧伝(けんでん)してきた安倍内閣の大義はもう通用しません。普天間基地の即時閉鎖撤去こそ唯一の解決の道です。

 6月は沖縄県議選。玉城デニー知事を支える与党勢力の安定過半数確保と日本共産党7議席をめざします。

 昨年の臨時国会は、「桜」「沖縄基地」「憲法」などを通し野党共闘が日々強固に発展しました。2020年は、民意無視の強権政治、モラル崩壊の安倍政治を終わらせる絶好のチャンスです。

 

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