活動報告

沖縄「慰霊の日」 平和愛する心 子や孫へ デニー知事宣言に声援

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 太平洋戦争末期の激しい地上戦で20万人超の命が失われた沖縄戦から74年の「慰霊の日」を迎えた沖縄県は6月23日、糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」を開きました。横殴りの雨の中でも、戦没者追悼のために5100人が参列し、恒久平和の願いと、沖縄に新基地は造らせないとの力強い思いを新たにしました。

 主催は県と県議会。平和宣言で玉城デニー知事が沖縄の方言と英語で、先人から受け継いだ平和を愛する「沖縄のチムグクル(こころ)」を子や孫に伝え、平和な世界を築こうと呼びかけると、「そうだ!」の声援や指笛が起こりました。

 デニー知事は、今年2月の県民投票で、名護市辺野古米軍新基地建設のための埋め立てに、県民が圧倒的反対の民意を明確に示したと強調。「工事を強行する政府の対応は、民主主義の正当な手続きを経て導き出された民意を尊重せず、地方自治をもないがしろにする」と批判しました。

 デニー知事が、政府に対して「対話による解決」を求めると参列者からひときわ大きな拍手が起きました。

 安倍晋三首相や衆参両院議長らも出席。新基地建設に触れないで「沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす」とあいさつした安倍首相に対し、「うそつけ!」などの怒りの声が上がりました。

 沖縄県遺族連合会の宮城篤正会長は「基地から発生する事件や事故が後を絶たない。このような状況を一日も早く解消されるよう強く願う」と述べました。

 糸満市立兼城(かねぐすく)小学校6年の山内玲奈(れな)さんが、平和の詩「本当の幸せ」を朗読しました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員など、沖縄選出の国会議員らも参列しました。

 赤嶺議員は 健児の塔の式典にも参加。島袋恵祐参院比例予定候補らと共に、ひめゆりの塔、魂魄の塔(写真)、ひろしまの塔、白梅の塔を回り、献花をしました。 (しんぶん赤旗 2019年6月24日)

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