活動報告

辺野古「海上大行動」  “命の海”に土砂入れるな/「知事後押し」 浜・基地前で集会

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沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設と、建設のための海への埋め立て土砂投入を許さないヘリ基地反対協議会は4日、「海上大行動」に取り組み、カヌー43隻、船8隻の100人が参加しました。

 

 キャンプ・シュワブ南側のK4護岸付近の海上では、「海は命の母」と書いたプラカードを掲げ、土砂投入のためにつなげられた「護岸を開けろ」などと声を上げて抗議しました。

 ヘリ基地反対協の仲本興真事務局長は「何度も県が行政指導し、翁長雄志知事が(前知事の埋め立て承認を)撤回表明した違法工事だ」と訴えました。

 午後、辺野古の浜で310人が集会を開き、エメラルドグリーンの海を背に腕を組み「沖縄を返せ」を合唱。東恩納琢磨名護市議は「私たちは屈することなく集まっている。翁長知事を信じて、後押ししよう」と呼びかけました。

 海上大行動にカヌーで参加した名護市の男性(40)は「知事の撤回表明は、工事を遅らせるために待ち望んでいたものだ。基地建設を続ける政治を変えたい」と話しました。

 キャンプ・シュワブ前で600人が参加した集会でオール沖縄会議の稲嶺進共同代表(前名護市長)は、「基地建設を止めるために6日からの集中行動、11日の県民大会を成功させよう」と力を込めて呼びかけました。

 

 日本共産党の赤嶺政賢、自由党の玉城デニー、社民党の照屋寛徳の各衆院議員、参院会派「沖縄の風」の糸数慶子、伊波洋一の両議員も訴えました。(しんぶん赤旗 2018年8月5日)

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