活動報告

集落そばで米軍が実弾訓練 災害復旧工事も遅れ 赤嶺議員が調査 沖縄・渡名喜村

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 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、比嘉瑞己県議は5月5日、沖縄県渡名喜(となき)村を訪れ、出砂(いですな)島射爆場訓練区域を調査しました。

 同区域は出砂島を中心に半径3キロ弱の空・水域。旅客船が利用する渡名喜漁港も含まれ、実弾射撃訓練区域が島の出入り口をふさいでいる状況です。

 上原哲明村議は「渡名喜集落の目と鼻の先で米軍機の実弾射撃訓練が行われている。日常的に機銃音が響き、昼夜を問わず爆発の閃光(せんこう)が空を走る。昨日も小中学校で授業が行われている時にヘリの機銃音が響いていた」と語りました。

 島では一昨年の台風で破壊された沖防波堤の改修工事が行われています。関係者から話を聞いた上原村議は「今年に入って日曜以外は工事ができなくなっている。週6日は工事ができず、一昨年の災害復旧工事がいまだに終わっていない」と語りました。

 日米両政府間では、訓練期間は日曜を除く午前6時から午後11時まで、米側は訓練の予定がない場合に限り通告する取り決めになっています。

 調査した赤嶺議員は「集落のそばで実弾訓練が行われる異常さに加え、災害復旧の公共事業の障害になっているとするならゆゆしき問題。早急に事実関係を追及する」と語りました。上原茂治村議も同行しました。(しんぶん赤旗 2017年5月6日)

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