活動報告

ハリアー飛行中止を 党沖縄県委が防衛局に申し入れ

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 沖縄本島東の沖合に、米軍嘉手納基地から離陸した米海兵隊のAV8ハリアー戦闘攻撃機が墜落した問題で、日本共産党沖縄県委員会は9月23日、沖縄防衛局を訪れ、事故に抗議し、同機種の飛来や訓練の中止を申し入れました。

 

 赤嶺政賢衆院議員、渡久地修、西錯純恵、比嘉瑞己、瀬長美佐雄各県議、真栄里保基地対策・平和運動委員会責任者らが参加しました。

 

 申し入れでは、沖縄近海には多数の漁船が操業中であり、県民の命と安全が絶えず危険にさらされていると強調。ハリアー戦闘攻撃機が、これまで何度も重大な事故を起こしてきたと指摘し、事故原因の究明、同機の飛行・訓練の中止、米軍基地の撤去を求めました。

 

 応対した高木健司防衛局次長は、墜落したハリアーが、第31海兵遠征部隊の指揮下にあり、岩国基地に配備されていることや、墜落現場は米軍訓練水域「ホテル・ホテル」だったと説明。また、中嶋浩一郎局長が米軍に再発防止を中し入れ、現時点で同型機の飛行は停止していると述べました。

 

 渡久地県議団長は、宮森小学校の米軍ジェット機墜落事故にも触れ、「同じようなことがまた繰り返されている。再発防止などというがとても防げない。飛行を一切、中止させるべきだ」と要求しました。

 

 赤嶺議員は、「米軍機の飛行停止をしないなら、県民が立ち上がって嘉手納基地撤去を求める時代が必ず来る」と警告しました。(しんぶん赤旗 2016年9月24日)

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